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2023/11/10

ー各地で実施ー そろばんボランティア授業 part1

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ー各地で実施ー

そろばんボランティア授業 part1

 

新潟県

 

最初にボランティア授業の依頼を受けてから13年になります。

 

近年は学年末に3・4年生各2クラスと「学び(個人指導専門)」クラスの全5クラスを各2時間授業でという依頼を受けています。

 

たった2限の授業で初歩を全て指導するのはそもそも無理、詰め込もうとすれば子供たちには珠算の魅力どころか退屈で面白みのない授業になってしまいます。

 

私の場合は、1日目は添入排開の流れから10の合成分解まで、2日目は5の合成分解までで基本的にテキストも使用しません。

 

指導方法は、

①まず教壇で基本運珠を見せる

②一人ひとりの後ろで運珠を言いながら算盤上で一緒に指を動かす(他の子は担任の先生が弾く教壇の大そろばんをお手本に弾く)

③その子が答えを言って正解したらみんなで大拍手!

④「よくわからなかった人は?」と聞くと「ハイ!ハイ!」と挙手してくれる

⑤その子の後ろに回って繰り返す。

言ってしまえば、昔ながらの「そろばん授業」です。

この指導法に切り替えてから、子供たちが非常に積極的に取り組んでくれるようになりました。

 

時間にも多少余裕ができるので、そろばんでできる面白い計算などを組み込んでさらに興味を引きつつ、みんなで一緒に弾く楽しい授業になるよう心がけています。

 

印象の強い授業をすると4年生になっても想像以上に運珠を記憶しているので再導入しやすいです。

 

今年の最終日は、校長先生をはじめ数人の先生が観に来られ、緊張しつつ先生方も巻き込んだ楽しい授業となりました。

 

他校に異動された先生から「わが校でも」と依頼が来ます、ありがたいものです。

 

これからもできる限り珠算の楽しさを繋いでいけたらと思っています。

 

 

 

東京都

東京都では、今年度も554校と多くの小学校から出講依頼がありました。

 

私も約30校の小学校へ出講しそろばん授業を行ってきましたが、その中で毎回心がけている点が2つあります。

 

1つ目は、「2日間で『そろばん』に興味をもってもらう」ことです。

 

授業の冒頭、話をするのは『そろばんの歴史』についてです。

 

なぜ『そろばん』ができ、現代に残っているのかを少し誇張しながらコミカルに説明します。

 

笑いも交えながらわかりやすく説明することで興味を持たせることができ、児童に『そろばん』への関心が芽生えます。

 

2つ目は、「小学校の先生方にもわかりやすい授業」です。

 

与えられた2日間で児童が理解しやすいよう指導を行っていますが、それと同時に、先生方にも指導方法を理解していただき、学校の先生方が同じように指導ができるように心掛けています。

 

近年、東京都では出講できる先生が年々少なくなってきています。

 

今後は、遠方でも指導ができるオンラインでの『小学校そろばん授業』も視野に入れながら、活動していきたいです。

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